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小児矯正

最適な矯正のタイミングは異なります

最適な矯正のタイミングは異なります

お子様の気持ちに寄り添った診療

小児矯正の開始時期については、「できるだけ早く始めたほうが良い」「永久歯がすべて生えそろってから」など、さまざまな考え方があります。
しかし実際には、お子様一人ひとりの状態によって最適な開始時期は異なります。
当院では、詳細な診断を重視しています。まずはレントゲン撮影(セファロ分析)や模型での検査を行い、お子様の骨格の状態や歯並びの問題を総合的に分析します。その結果をもとに、治療の必要性やベストなタイミングについてご提案させていただきます。

このような症状ありませんか?

このような症状ありませんか?

小児矯正のわかりやすい症状ですと、下記2つのタイプに分かれます。

叢生(そうせい)

歯が混み合ってデコボコしている状態です。
大人の歯は子供の歯の約1.5倍の大きさがありますが、顎が狭いため大人の歯が生えるスペースが足りず、このような状態になります。

叢生(そうせい)

反対咬合・受け口

下の歯が前に出てきている状態です。
上の歯が外側で下の歯が内側になるのが正常な歯並びの状態ですが、それが逆転している現象です。

反対咬合・受け口

子供の矯正法は成長段階に分けて、矯正方法が異なります。
乳歯列期:1歳~6歳ごろ
混合歯列期:7歳~12歳ごろ
永久歯列期:13歳以降

小児矯正と成人の違い

小児矯正と成人の違い

一期治療

乳歯と永久歯が生えている状態の混合歯列期に行う小児矯正は大人の歯が正常に生えるように顎を大きくしたり、成長を促す治療を行います。
子供の骨格の成長期に早期に治療することで、二期治療の際に抜歯のリスクが軽減されたり、治療期間の短縮、負担費用の軽減につながる可能性があります。

一期治療

二期治療

生えそろった大人の歯をキレイに並べるための一般的に言われる普通の矯正治療です。ひと昔の矯正装置は全てが金属でしたが、昨今ではマウスピース型の装置や、歯に直接装着するブラケットも金属色ではなく、目立たない白や透明のものなど審美性が劣らない装置があります。

二期治療
当院の小児矯正の特徴

当院の小児矯正の特徴

当院の小児矯正の特徴

的確な診断による最適なタイミングの見極め

当院の小児矯正で特に重視しているのが「診断」です。診断の段階で時間をかけることで、お子様に最適な治療方法や開始時期を見極めることが可能になります。
早期治療が効果的なケースもあれば、永久歯の生え揃うのを待ってから治療を始めた方が良いケースもあります。お子様一人ひとりの成長に合わせて、最適な治療プランをご提案いたします。

総合的な検査による的確な診断

レントゲン撮影(セファロ分析)、歯型の採取、お口の状態の検査など、複数の検査を組み合わせて総合的に診断を行います。骨格の成長状態や歯並びの状態を詳しく分析することで、より的確な治療方針を立てることができます。

お子様の成長に合わせた段階的な治療

急いで治療を進めるのではなく、お子様の成長に合わせてゆっくりと段階的に治療を進めていきます。MFT(口腔筋機能療法)による予防的なアプローチから始めることもあれば、装置による治療を選択することもあります。お子様の負担を考慮しながら、最適な方法を選択していきます。

小児矯正のメリット・デメリット

小児矯正のメリット・デメリット

メリット

顎の成長をコントロール

上下の顎のバランスを整えることで、出っ歯や受け口などの改善が期待できます。

歯が移動しやすい

骨が柔らかいため、歯を動かしやすく治療がスムーズに進みます。
※同時にデメリットにもなります。

抜歯のリスクが低下

顎の成長を促すことで、永久歯のスペースを確保しやすくなります。

口腔習慣の改善

早期に悪習癖を発見し、改善することで正常な発育を促せます。

デメリット

治療期間が比較的長くなる可能性がある

成長に合わせて治療を行うため、全体的な治療期間が長くなる可能性があります。

装置が目立つ

矯正装置によっては見た目が気になる場合があります。

むし歯・歯周病のリスク

装置があることで歯磨きが難しくなるため、お口の健康管理に注意が必要です。

歯並びに影響を与える週間

お子様の歯並びに悪影響を与える可能性のある、お口まわりの習慣には次のようなものがあります。

  • 指しゃぶり
  • 口呼吸(常に口を開けている状態)
  • 舌突出癖(舌を前に出す癖)
  • 唇や爪を噛む癖
  • 鉛筆などを噛む癖
  • 片側の歯だけで噛む癖
  • 柔らかいものばかり食べる習慣
  • うつ伏せ寝や横向き寝
  • 頬杖をつく癖
  • 食べ物をよく噛まずに飲み込む習慣
など

これらの習慣は、早めに気づいて改善することで、将来的な歯並びの問題を防ぐことが可能になります。

MFT(口腔筋機能療法)による予防的なアプローチ

お子様の歯並びの問題の中には、口腔周囲の筋肉の働きが影響しているケースがあります。MFTは、お口のまわりの筋肉の使い方を改善することで、歯並びの問題を予防・改善する方法です。
例えば、舌の位置や飲み込み方、口呼吸といった習慣を改善することで、将来的な歯並びの問題を防ぐことができる場合があります。

主な矯正法

主な矯正法

拡大床

拡大床
  • 対象時期:混合歯列期(6歳~12歳)が目安
  • お子様の口腔周囲の筋肉の機能を改善する特殊な装置
  • 歯並びに影響を与える口呼吸や舌の位置などの改善を目指す方法
  • 取り外し可能

急速拡大装置

急速拡大装置
  • 対象時期:混合歯列期の6~12歳が目安
  • 金属製のバンドを上あごに装着する装置
  • 顎が小さく歯が正常に生えるスペースが不足している場合
  • 固定式

ムーシールド

ムーシールド
  • 対象時期:乳歯列期の3~5歳ぐらい
  • 口腔内に取り付けられる透明なプラスチックの装置
  • 主に受け口を治す矯正法
  • 取り外し可能

マイオブレイス

  • 対象時期:混合歯列期(6歳~12歳)が目安
  • お子様の口腔周囲の筋肉の機能を改善する特殊な装置
  • 歯並びに影響を与える口呼吸や舌の位置などの改善を目指す方法
  • 取り外し可能
このような症状ありませんか?

矯正の流れ

  1. 01初回相談
    初回相談では、患者さんのご希望や不安なことをお伺いさせて頂きます。矯正期間、矯正装置、矯正費用等などお気軽にご質問ください。
  2. 02精密検査
    治療計画を立てるために、セファロ(矯正用のレントゲン)、模型を使用して、顎の骨の状態と歯の並び方を精密に検査します。
  3. 03診断
    患者様のご意向を踏まえたご提案をいくつかさせていただきます。
  4. 04治療開始
    矯正治療前に必要に応じて、むし歯・歯周病治療、抜歯等を行い、矯正用装置を装着して治療を開始します。ワイヤーの交換や器具の調整のため、月に1回程度ご来院いただきます。
  5. 05保定期間
    矯正装置を取り外し後、歯列が元に戻るのを防ぐためリテーナーという後戻り防止の装置を装着します。
  6. 06治療終了
    矯正治療終了後も定期的に口腔内をキレイに維持するために歯のクリーニングをお勧めします。
よくある質問

よくある質問

  • 矯正期間はどれくらいですか?

    抜歯が必要かどうかなど、症例により変動しますが、ワイヤー矯正で1年半〜2年半程度、マウスピース矯正で6ヶ月から2年程度です。

  • 矯正の痛みはどれくらいありますか?

    歯が移動することによって一時的に痛みや不快感が生じることがあります。しかし、矯正装置が適切に調整されていけば、痛みは軽度で、数日から1週間程度で和らぐことがほとんどです。

  • 矯正中の食事制限はありますか?

    硬い食べ物や粘着性のある食べ物、歯に詰まりやすい食べ物などは避ける必要があります。

  • 矯正期間はどれくらいですか?

    一期治療は通常、6歳から10歳の間に開始され、治療期間は約6か月から18か月程度です。
    二期治療の開始時期は成長が止まった後、15歳前後に開始され、通常、1年半から2年程度です。

  • 通院頻度はどれくらいですか?

    通常、最初の段階では数週間に1回のペースで通院が必要ですが、治療が進むにつれて、数か月に1回程度の通院になることがあります。
    ※治療の進行状況や使用される矯正装置によって異なります。

料金

料金

大人の矯正

ワイヤー矯正 770,000円~
部分矯正 1歯 33,000円〜
マウスピース矯正装置 396,000円~660,000円
インプラント矯正(オプション) +33,000円~
メンテナンス 月1回 5,500円

子供の矯正

一期治療の目安 44,000~220,000円
二期治療の目安 55,000~770,000円
部分矯正 1歯 33,000円
メンテナンス 1回 5,500円