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むし歯治療

MTMで始める本気の予防ケア

MTMで始める本気の予防ケア

むし歯治療

歯を失う原因のほとんどはむし歯と歯周病です。その二つを防ぐことができたら一生自分の歯を維持する事が可能です。
しかし、病気のなりやすさは個人個人で違うため、万人に効く特効薬はありません。大切な事は自分がなぜ病気になったのか、ならなかったのか、正しく知る事です。
当院では予防先進国のスウェーデンで提唱されたメディカルトリートメントモデル(MTM)を診療に取り入れ、1人1人のリスクを調べる事でご自身の身体のことをより深く知る機会を提供いたします。
むし歯は、飲食した時の糖分をもとに、細菌が酸を作り出し、この酸が歯を溶かします。唾液には、酸を中和したり、溶かされた歯を修復したりする働きがありますが、そのバランスが崩れると修復が間に合わず、むし歯が進行してしまいます。バランスが壊れている状態を分かりやすくする為にあらゆるリスクをグラフに当てはめ、数値化して説明させていただきます。

当院のむし歯治療へのこだわり

当院のむし歯治療へのこだわり

当院のむし歯治療へのこだわり

丁寧にお話をおうかがいします

特に初診の患者さんには、できるだけ時間をかけて丁寧にお話をおうかがいするようにしています。「どうして当院にご来院いただいたのか?」「これまでどのような治療を受けて来られたのか?」「歯科医院に対してどのような思いをお持ちなのか?」など、患者さんの背景をしっかりと理解することが大切だと考えています。
これにより、患者さんに最適な治療プランをご提案できますし、不安や懸念も解消しやすくなります。

むし歯の除去に特殊な器具を使用

当院では、むし歯を除去する際に「LMエキスカベータ」という特殊な器具を使用しています。この器具により、むし歯部分のみを確実に取り除くことができ、より精密な治療が可能となります。

詰め物・被せ物の経年劣化をチェック

詰め物や被せ物は、年数が経過すると劣化したり、その下に新たなむし歯ができたりすることがあります。そのため定期的な検診で状態を確認し、必要に応じて詰め物の交換をおすすめしています。早めの対応によってむし歯の進行を防ぎ、できる限り歯を長く保ちます。

痛みの少ない治療のために

痛みの少ない治療のために

極細(33G)を使用

注射時の針は、サイズが小さいほど痛みが小さくなるとされています。当院では、極細の33Gの注射針を使用しているため、比較的痛みを感じにくいです。また、針を刺す際にも角度や位置に細心の注意を払い、可能な限り痛みを軽減させます。

注射の液を温める

麻酔薬を注射する際、液が体温より冷たい場合、違和感や痛みと捉えてしまう可能性があります。そこで当院では、麻酔保温器を使用し、37℃程度まで温めた状態で注射します。これにより、注射時の違和感や痛みを緩和させる効果が期待できます。

電動の注射で使用

麻酔薬を注射する際、注入量にばらつきがあると、圧力が変化して痛みが感じやすくなるとされています。そこで当院では、電動麻酔器を採用し、一定の圧力で麻酔薬を注射します。これにより、注射時の痛みを緩和させる効果が期待できます。

虫歯が重度まで進行してしまったら

虫歯が重度まで進行してしまったら

虫歯が重度まで進行してしまったら

虫歯菌が神経に達した場合、抜歯をしなければならないケースがあります。一方で、根管治療であれば、抜歯をせずに、歯を残せる可能性があります。根管治療とは、虫歯に汚染された神経を除去し、内部を洗浄・消毒した上で専用の薬剤を詰めることで歯を残す治療法のことです。
ただし、歯の根の部分である歯根が縦に割れていたり、ひびが入ったりしていると、根管治療できない場合があります。重度の虫歯でお悩みの方は、ぜひ1度当院にお越しいただき、カウンセリングを受けてみてください。

むし歯は、以下の4つの要素が原因であると言われています。

  • 1.宿主

    生まれ持った歯の質、唾液など基本的には変えることが難しい要因です。

  • 2.細菌

    むし歯の菌が出す酸で歯が溶かされるのがむし歯です。歯磨きでむし歯菌を減らすことが大切です。

  • 3.糖

    むし歯の細菌は糖がなければ酸は出せません。食事以外で口にするおやつや飲み物の糖分に気をつける必要があります。

  • 4.時間

    糖を摂取する回数が多ければ多いほど酸にさらされる時間が長くなり、むし歯になりやすくなります。

むし歯の進行

むし歯の進行

  1. 初期のむし歯

    C0初期のむし歯

    歯の表面のエナメル質が透明感を失った状態で、穴も開いていません。このステージでは、十分な歯磨きやフッ化物を応用すると、脆くなった歯の質が戻ってきます。

  2. 初期のむし歯

    C1初期のむし歯

    歯の表面のエナメル質が、わずかに溶けている状態。まだ痛みもなく、定期検診で見つけることができた場合、早期に対応できます。適切な歯磨きやフッ素塗布などで歯の再石灰化を促せば、治癒できる可能性があります。

  3. 歯の内部まで進行したむし歯

    C2歯の内部まで進行したむし歯

    エナメル質の内側にある象牙質にまで溶解が進んだ状態。「冷たいものがしみる」といった症状で気づくことがあります。むし歯に冒された部分の歯を削り、削った大きさに合わせて詰め物や被せ物で治します。

  4. 神経まで進行したむし歯

    C3神経まで進行したむし歯

    むし歯が、歯の内側の神経まで達した状態。「冷たいものがしみる」「噛んだとき痛む」といった症状が加わり、後に激しい痛みに変わります。神経を取り除く治療を行い、被せ物で治します。

  5. 歯の根(歯質)が失われた歯

    C4歯冠が大きく失われた歯

    歯冠部分がほとんど溶けてなくなり、むし歯が歯根まで到達した状態。神経が死んで一旦痛みがなくなりますが、歯根の先に膿が溜まることで、再び激しい痛みが生じます。抜歯を行い、抜歯後はインプラントやブリッジ、入れ歯で噛む機能を回復させます。

むし歯治療の流れ

むし歯治療の流れ

  1. 01検査・診断
    まずレントゲン撮影でむし歯の状態を詳しく確認します。その後、お口の中を丁寧に検査し、むし歯の進行度合いや原因を診断します。これらの結果をもとに、患者さんに最適な治療計画を立てていきます。
  2. 02治療の説明
    検査結果をもとに、現在の状態や考えられる治療方法について詳しくご説明いたします。治療費用や期間についても具体的にお伝えし、患者さんのご要望やご不安な点についてもしっかりとお聞きします。
  3. 03治療
    痛みの少ない治療を心がけ、丁寧に進めてまいります。必要に応じて局所麻酔を実施し、痛みを抑えた状態でむし歯を丁寧に取り除きます。その後、歯の大きさや形に合わせて詰め物や被せ物を装着します。
  4. 04定期検診
    治療後は定期的な検診で治療部位の経過を観察します。またむし歯の再発(二次カリエス)や、お口全体の健康状態もチェックさせていただきます。気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
よくある質問

よくある質問

  • むし歯を治すのにいくらかかりますか?

    むし歯の状態や治療方法によって費用は異なります。保険診療の場合、一般的なむし歯治療は3割負担で数千円程度からとなります。詳しい費用は、検査後に治療計画とともにご説明させていただきます。

  • むし歯治療は何回で終わりますか?

    むし歯の進行状態によって治療回数は異なります。初期のむし歯であれば1~2回の治療で完了することもありますが、神経まで達している場合はそれ以上の治療が必要となります。治療を開始する前に、おおよその回数をお伝えいたします。

  • むし歯で歯がボロボロですが治りますか?

    歯の状態によって最適な治療方法は異なりますが、多くの場合、歯を残す治療が可能です。神経まで達している場合でも、根管治療を行うことで歯を保存できることが多々あります。まずは検査・診断をさせていただき、治療の選択肢をご提案いたします。